元衆院議員で宮崎県知事も務めた東国原英夫氏(67)が26日までに自身のYouTubeを更新。20日投開票の参院選で獲得議席ゼロに終わった石丸伸二代表(42)の政治団体「再生の道」と、1議席獲得した安野貴博党首(34)の政治団体「チームみらい」を比較した。
2人はともに昨年7月の都知事選に立候補。石丸氏は約165万票を集めて2位に入り、安野氏は15万票超で5位だった。
石丸氏の「再生の道」は今回の参院選で「教育を最優先」をテーマにシングルイシューで戦った。目標については「参院選を経て国政政党の要件を満たす」としていた。一方の安野氏はAIエンジニアで、「チームみらい」はAIやテクノロジーによって、産業育成や行財政改革を行うとした。
東国原氏は両党の違いとして「党首が出たかどうか」「全国の選挙区に候補者を立てかどうか」「政策はどうだったか」の3つを挙げた。そして「石丸代表は、何回も言いますように、そんなこと、王道とか常識だとかこれまでの既成概念なんていうのは、百も承知だったと思います。でもあえてそれを選ばなかった。選ばずに国政政党の要件を満たしたかった」と推察。その上で「結果的には失敗した、ということですね」と結論付けた。
そして「『チームみらい』の安野さんの作戦なんでしょうね、王道のど真ん中を行きました」と評価した上で「これが正しかったのか? 石丸さんの戦略が正しかったのか? どうだったのか? どっちがどうということは言えません」と投げかけた。「ただ結果的に『チームみらい』は1議席獲得した。全体の得票数2%を獲得して国政政党になりました」と説明した。
両党の選挙区比較については「再生の道」は東京選挙区に1人、比例に9人。「チームみらい」は比例に安野氏含めて3人立候補し、東京の他、埼玉、千葉、神奈川、北海道、宮城、長野、愛知、大阪、兵庫、愛媛、福岡で候補者を擁立した。
「再生の道」の政策については「よく言われることなんですが、教育問題で票は稼げないよと。これもね、定石なんですよ。でもあえてそこにぶつかって行ったんでしょうね」と推察。その上で石丸氏が街頭演説で繰り返し主張していた「人口減少問題を国難として捉えてるんですよね。これ、実をいうと一番問題なんです。人口減が諸悪の根源なんです」と語り、評価した。

