「2ちゃんねる」開設者で元管理人の「ひろゆき」こと西村博之氏(48)が、6日配信のABEMA報道番組「Abema Prime」にリモート出演。水不足の農地への給水政策をめぐり、自民党議員との議論が“平行線”となった
番組では、同日に石破首相がコメの増産に政策転換する方針を表明したことを報道。合わせて、兵庫県のコメ農家が出演し、渇水や高温で、今年の作付け状況が「最悪」であることを伝えた。また、小泉進次郎農相が「ヒト・モノ・カネ」渇水対策3本柱として、災害緊急派遣チームや給水車の派遣、ポンプの諸経費補助などを打ち出していることも紹介。農相が3日に新潟・南魚沼市で、ため池に給水車で水を入れる様子を視察した状況も伝えた。一方、出演した農家からは「対策としては遅い」「田んぼに水がなくて白くなった状態で、給水車1台で持ってきてもすぐ干上がってしまう。現実的ではない」との声があがった。
スタジオ出演した自民党で元農水官僚の進藤金日子参院議員は「対策3本柱」について「農家の方々は今、非常に苦労をされていますから、政府の中でも、できることは何でもやらなければいけない、という中で、『ヒト』というのは災害緊急派遣チームを派遣して、どこから水を取ったらいいのか、ということを含めて技術的な助言をしていく。給水車は国土交通省も持っていますから、確かに全体量から見ると少ないかもしれないんですけど、雨降るまでの間、ということもありますから。できることを何でもやっていく」と説明した。
ここで、ひろゆき氏は進藤氏に、給水車の派遣について質問。「全体の田んぼのうち、何%ぐらいをカバーできる、という話でやっているのか、それともパフォーマンスだから、全体のパーセンテージとか全然気にしてないのか、どっちですか?」と聞くと、進藤氏は「何%というところまでは見ていないと思います」と答えた。
すると、ひろゆき氏は「見ていないということはパフォーマンスでやっている、ということですね?」とかぶせ、進藤氏は「パフォーマンスというよりも、現地からの要請があった場合はできるだけ、国だけじゃなくて県と市町村の対策もありますから、そこを連携してやっていく、ということです。必ずしも十分ではありませんけども、そういった対策をなるべく足早にやっていこうということ」と回答した。
さらに、ひろゆき氏は「声をあげた地域は必ず来てくれるんですか?」と再質問。進藤氏は「必ずかどうか、というのはありますけど、人を派遣する、というのはリーチ型で、何かあった時に行く、ということですから、まずは人を派遣して…」と語ったところで、ひろゆき氏は「災害派遣用の人員は何人ぐらいいらっしゃるんですか? 日本全体で」と確認。進藤氏が「MAFF-SAT(農林水産省サポート・アドバイス・チーム)というのがございまして、これは専門でやっているじゃないんですね。その時に集まって臨時で編成してやっていくということを農水省でやっている…」と説明したところで、ひろゆき氏は「質問は何人?という質問です」とカットイン。進藤氏は「何人、ということは、今、私は把握してないです」とした。
ひろゆき氏は「何人、かも分からないし、どれぐらいの声が上がっているかも分からないし、全体のパーセンテージも分からない。というのであれば、これはパフォーマンスだと思うんですけど。効果があるんだったら、普通は数字をベースにやりますよね? なんでパフォーマンスと認めちゃいけないんですか?」と指摘。進藤氏は「パフォーマンスと見る向きもあるかもしれませんけど、私自身は政府の人間ではありませんので、詳細なデータは持ち合わせていないんですが、そこは政府の中で整理しながら対応しているんじゃないかと思います。それ以上、詳しくお答えできなくて申し訳ございません」と返答。最後まで平行線となった。

