元神奈川県警捜査1課長の鳴海達之氏が25日、テレビ朝日系「モーニングショー」(月~金曜午前8時)に生出演。東京・江戸川区で発生した2件の催涙スプレーを使用した強盗未遂事件についてコメントした。

番組では、19日に東京・江戸川区の住宅地で会社社長が所持していた現金5000万円を奪われそうになった事件と、24日に、その現場から約5・4キロ離れた、同じく江戸川区の住宅地で男女3人が催涙スプレーのようなものを噴霧された2つの事件を紹介。共通点として、午前10時ごろの犯行で、ともに黒い服装の2人組に襲われ、催涙スプレーのようなものを噴霧されていること、ともに金品は奪われずに逃走したことなどがあげられた。

鳴海氏は「手口、人数、服装、場所など共通点が多いので同じ犯行グループが関わっているのではないか」と話し「2つの事件ともに、元従業員など内部の事情に詳しい人物から情報提供があった可能性が高い。道路幅が狭く、一方通行も多いので土地勘があったのではないか」と指摘した。

ただし「最初の事件は2人が1人に犯行を行っているのに抵抗されたからあきらめちゃう、何もとらずに逃げてしまう。2件目もスプレーをかけたけど、車を物色せずに立ち去っているということなので、そこら辺は手慣れていない印象を持ちます」と分析した。

今後の対策として「複数で現金は守る。今の日本ですと個人警護という時代になってきている。現金を多額扱う方は、警備会社と契約して、個人警護をつけるのがベスト」と話した。