TBS系報道番組「報道特集」が4日、放送され、同日の自民党総裁選高市早苗前経済安全保障担当相(63)が新総裁に選ばれたことを特集した。

番組では高市氏ら各候補が総裁選で争点とした外国人政策についてもピックアップ。高市氏が「経済目的で難民を装って来られる方、この方々にはお帰りを頂く」と発言したことも映した。一方、日下部正樹キャスターは人口78万人のうち、3万人余りが外国人という静岡・浜松市の声を取材。また静岡県の鈴木康友知事が「常に(外国人を)労働力でしかとらえていない。ロボットじゃないんですから、生活者という視点でとらえないといけない」と問題提起したことも伝えた。

日下部氏は「私が総裁選を通じて気になったのは、去年の総裁選ではほとんど取り上げられなかった、外国人をめぐるさまざまな課題なんですね。そこで8年ぶりに浜松で取材したんですけど、昨今のどこか排外的な空気を外国の人がどう受け止めているのか、正直、不安な面があったんですが、私が聞いた人はみな『日本に来て良かった』と言ってくれたので、ホッとしました。何か、あったかい気分になりました」と取材時を回想した。

日下部氏はその上で「高市新総裁は、強い日本経済を強調していますけれども、島国で市場も大きくない日本は、国際化しないと成り立たないと思うんですよね。ここはアメリカと違うところです。もうひとつ。日本はかつてのように、海外の人たちにとって魅力的な労働市場ではないことを、新総裁にはぜひ認識していただきたいと思います」と訴えた。

岩田夏弥政治部長は「外国人政策は総裁選で全候補が語っていますけど、候補として語るのと総理大臣として語るのは、また大きな違いがありますから、総理の発言の重みができた時に、高市さんが何をおっしゃるのか、というところがまた注目だと思います」と補足した。

番組は後続の「オールスター感謝祭25秋」の放送に伴い、30分前倒しの午後5時から放送された。

【総裁選】高市早苗氏が初の女性首相へ 小泉進次郎氏に29票差で自民新総裁に決定/詳細