元NHK政治部記者でジャーナリストの岩田明子氏が9日放送のカンテレ発フジテレビ系「旬感LIVEとれたてっ!」(月~金曜午後1時50分=関西地区)に出演。こじれる自公連立協議の今後の見通しについて見解を語った。

自民・公明両党は党首会談で連立を継続するかを協議したが、「政治とカネ」の問題の中でも特に「企業・団体献金」の規制強化をめぐって折り合わず、結論は持ち越された。自民党側は「規制強化はのめない」とする一方、公明党側は「折れる気はない、ダメなら連立リセットだ」との姿勢を示している。

岩田氏は、「現時点では(連立)解消だったり、あるいは閣外協力であったりという可能性もあるとは思います。ただ、(公明党が)地方の意見を聞いて、またきょう幹部会やりますので、明日党首会談ということで何とか折り合いをつける可能性もあります」と話した。

さらに、「これまで国土交通大臣というポストもありましたので、これを完全に手放してしまうのかというところも、やっぱり公明党としては考えどころではあります」とも。

また、「これまで自民党と公明党って、何度も亀裂が入ってきては修正をして、ということの繰り返しではあったんですよね。岸田政権の時も、公明党側は『信頼は地に落ちた』ということで、選挙の時の相互推薦をやめたとかね。何度も繰り返してきたけれども、その都度修復を繰り返してきましたので、きょう、明日の党首会談に向けてどういう議論になるのか」と述べた。

自民党側の考えについては、「今のところは(規制強化は)のめない。じゃあどこだったら落としどころになるのかと。その話し合いになると思いますけども」と指摘した。

一方、自民党の高市早苗総裁と、国民民主党の玉木雄一郎代表との距離が近づいており、連立入りの可能性があるとの見方も。

岩田氏は、「ここまできたら、自民党も少数与党なわけですし、政策本位でやればいいのにと私は思うんですね。いつまでも政局をやっていないで」。

続けて「もっとサステナブルにいろんな政策をどんどん進めるのであれば、安定した連立の方がいいと思いますけれど、国民民主党は国民民主党で、支持母体の連合が反対をしていますから、なかなか連立を組みにくいとは思いますけれども。国民民主党はかなり政策が合致しているわけですし、あと日本維新の会も、合致している部分は多いわけですから。政局より政策本位でこれからは動いていかなければいけない。時代が変わったので、そのあたりのマインドチェンジも必要じゃないかと思います」と語った。