自民党の高市早苗総裁(64)は21日、衆院本会議で行われた首相指名選挙で、第104代首相に選出された。憲政史上初めての女性首相となった。
高市氏はただちに組閣に着手し、皇居での認証式などをへて、21日夜には第1次高市内閣が発足する。
高市氏が首相に選出されたことを受けて、夫で、自民党元衆院議員の山本拓氏(73)は、こちらも史上初めての「ファーストハズバンド(首相の夫、ファーストジェントルマンとも呼ぶ)」となる。
夫妻は、高市氏が2003年衆院選で落選後、自身の秘書を山本氏に託し、事務所の備品も引き取ってもらった際、山本氏から「高市さんも引き取らせてほしい」と電撃プロポーズを受け、「交際ゼロ日」で結婚に至ったのは有名な話。2人は2004年9月に結婚。山本氏は再婚だった。高市氏は結婚式で、桂由美さんデザインのウエディングドレスを着た。山本氏と親交があった桂さんからの申し出だったと、高市氏自身が明かしている。
結婚生活では、さまざまな要職を務める高市氏を、調理師免許も持つ山本氏が手料理で支えたとされるが、2017年7月、「互いの政治的スタンスの違いが大きい」ことを理由に、協議離婚の成立を公表。ただその後の2021年、高市氏が初めて立候補した自民党総裁選を山本氏が支えたことを機に復縁し、同年末に再婚。その際、山本氏は「高市姓」となっている。
山本氏は昨年の衆院選で落選し、現在は国会議員を引退。脳梗塞で倒れ、介護が必要な時期もあったと報じられたが、高市氏の自民党総裁選出後、議員時代の地元、福井のメディアの取材に応じ、コメントした内容が報じられた。
山本氏は今後、日本初の「ファーストハズバンド」として、女性初の首相となった妻を支えていくことになる。

