東急電鉄は10日から「多様な文字情報提供サービス」を都内の渋谷、駒沢大学、大井町、蒲田の4駅で開始する。
訪日外国人や、今月15日から26日まで開催される「東京2025デフリンピック」に国内外からやってくる聴覚障害者に向け、鉄道の運行情報などを翻訳及び文字化する案内サービスだ。京セラドキュメントソリューションズジャパンが提供する字幕表示システムをサイネージ配信可能に設定変更し、多言語で駅のサイネージに配信、表示し、改札窓口では外国語での筆談を可能にする。
東急各駅に設置している運行情報表示器、お知らせモニター、スマホ向けの東急線アプリ、運行情報配信メール、公式サイトなどで運行情報を利用者に知らせている。一部の駅では今年2月から「多言語翻訳・文字化案内サービス」も改札窓口に導入。会話をリアルタイムで翻訳し、お互いの使用言語で透明ディスプレーに表示する案内もしとている。
今回のサービスを開始することで東急では、これまでの情報配信サービスで不足していた1対多数への多言語情報提供が強化できるとしている。また、聴覚障害のあるアスリートの国際的なスポーツイベントである「デフリンピック」開催後は、各駅の利用状況を踏まえて端末の再配置、機能の追加といった情報提供強化を検討するという。

