藤井聡太6冠(竜王・名人・王位・棋聖・棋王・王将=23)が15日、同学年の伊藤匠叡王(王座=23)らとともに不二家の将棋イベント「藤井聡太さんに挑戦!『ペコちゃんこども将棋塾2025』」に出席。小1から小6の子ども100人(2部制で各回50人)に、多面指しの指導対局を行った。

13日には第38期竜王戦7番勝負第4局(京都市「JRA京都競馬場」)を制して佐々木勇気八段に4連勝し、竜王戦5連覇を果たしたばかり。疲れも見せずにテーブルを回って指導対局をこなし、時には笑顔で子どもからの問いかけにも応じていた。「こちらが気づいてない手を指され、なるほどと感心した場面もありました。こちらもしっかり応じられるようにと思って指しました」。

将棋を覚えて間もない小さい頃、藤井は谷川浩司17世名人に指導対局を受けたことがある。当時を振り返りながら、「あこがれの棋士の指導対局を受けられるのは実力を試す特別な機会。モチベーションにもなりました。当時の私が感じたような気持ちで将棋が好きになって、今後も続けてほしい」と話した。

このイベントは昨年、名古屋で初めて開催された。2回目の今回は、東京に場所を移した。「全国で楽しんでくださる方がいらっしゃって、機会があるのなら、どこへでも行きたいです」と笑顔を見せていた。