元朝日新聞記者で、キヤノン戦略研究所の上席研究員の峯村健司氏が19日、フジテレビ系「サン!シャイン」(月~金曜午前8時14分)に出演。高市早苗首相の「台湾有事」答弁をめぐり、中国習近平国家主席の怒りが「120%まで高まっている」と指摘した。

高市首相は7日の衆院予算委員会で、台湾有事が集団的自衛権行使が可能となる「存立危機事態」になると答弁。日中の緊張が高まる中、18日に両国の局長級協議が行われたことなどを伝えた。

また中国外務省の報道局長が、今月22、23日に行われるG20サミットで中国の李強首相が高市早苗首相と会談する予定はないと説明したことや、日本側に対し「謝った発言を撤回し、中国関連問題でもめごとを起こさず両国関係の政治的基盤を守るよう厳重に促す」と発言したことも紹介。長く中国を取材する峯村氏は「習近平国家主席の怒りが120%まで高まっている。シャレにならない」と自身の見解がモニターで紹介されると、「文言もそうですし、やり方を見ていて、私がこれまで中国を二十数年見てきている中で見たことのないような気持ち悪さを感じる」と説明した。

中国側の対応について「意図的に落としどころを探ったり、日本と解決を探るんじゃなくて、『お前らが何を言おうが知らん』と。『我々はとにかくひたすら戦う。プレッシャーをかけるんだ』と振り切っちゃってる感じがする。話し合いは無理だなという意味で『120%』」と私見を述べた。

キャスターの谷原章介が「どうしようもないんですかね?日本って」と問いかけると、峯村氏は「どうしようもないですね」と苦笑いだった。