青森県八戸市の八戸市美術館は12日、開催中だった「古代エジプト美術館展」を、8日に発生した最大震度6の地震の影響で、急きょ終了することを、更新した公式X(旧ツイッター)で明らかにした。
「【古代エジプト美術館展閉幕のお知らせ】」のタイトルで「このたび12月8日に発生した地震の影響により、当展覧会の展示品数点に損傷が確認されたことと、被害のなかった展示品の作品保護の観点から、誠に残念ながら会期途中にて閉幕とさせていただくことといたしました」とつづった。
「ご観覧を楽しみにされていた皆さまには大変ご迷惑をおかけすることとなり、深くお詫び申し上げます。また、会期中は多くの皆さまにご来場いただいたことに、心より感謝申し上げます」と記された。
8日、青森県東方沖を震源とするマグニチュード(M)7・5の地震が発生し、八戸市では最大震度6を記録した。美術館ではその後、臨時休館。12日から再開したが、「古代エジプト美術館展」に関しては、閉幕となった。
同美術館の投稿には「企画した学芸員…めちゃくちゃ悔しいだろうなと思います…」「やっぱり、損傷があったのですね 心配していました。エジプトの貴重な遺産を日本で扱わせてもらっているので、大事をとっていただきありがとうございます」「残念ですが、展示品を守るための英断ですね。ご立派です!」「貴重な作品たちが無事に修復されますように」などのコメントが寄せられた。
「修繕にかかる費用をクラウドファンディングできないかな…」との声も寄せられた。
八戸市を含む当該地域では8日の地震の影響で、巨大地震の発生可能性が平常時より相対的に高まっているとして「北海道・三陸沖後発地震注意情報」が発表されている。12日午前11時44分ごろにも、青森県東方沖を震源とする地震が発生し、八戸市では震度4を記録した。

