キヤノングローバル研究所上席研究員の峯村健司氏がフジテレビ系の情報番組「サン!シャイン」(月~金曜午前8時14分)に6日、出演。トランプ米大統領がベネズエラに軍事作戦を展開し、マドゥロ大統領を麻薬密輸などの疑いで拘束した先に見据えていることについて展望した。
スペシャルキャスターで俳優の武田鉄矢が「トランプさんの乱暴、緻密の裏側に2つの国が隠れていて、それがロシアと中国。しっかり警戒なさっている。彼らの力が増すことを嫌っておられると感じる」と発言した。
峯村氏は「今回のベネズエラの件もトランプさんの目線の先には中国の存在がある」と続けた。「トランプさんの頭の中では今年の4月に訪中して習近平氏と対談をやる。そこで交渉するための1つの材料になる。ベネズエラに対して中国の投資が一番多いわけですから、この投資したものをどうするのか、トランプさんが1個カードが増えている。習近平氏との交渉に対して。中国にしてみれば、してやられたという思いがある中で言うと、トランプさんにしてみれば、非常にいい武器を持った」と解説していた。
トランプ氏は今年11月に中間選挙を控えている。今回の軍事行動は「国内の人たちを守るという意味合い。国益にプラスになるようにしている」と分析した。
また、日本にとっては「今後の外交、立ち位置を問われる」と指摘。「日本の周辺、台湾有事を含めた対応にも関係してきます。政権の中でも頭を抱えているところだと思います。民主化を支援して、貧困を助けてあげられるか。援助をするのが大事。インフラ、エネルギーの開発なども含めて、支援する余地はあると思います」などと話した。

