囲碁界41年ぶりの姉妹タイトル戦対決は、姉に軍配が上がった。
妹の上野梨紗女流棋聖(19)に姉の上野愛咲美女流名人(24)が挑戦する、囲碁の第29期ドコモ杯女流棋聖戦3番勝負第2局が22日、東京都千代田区「竜星スタジオ」で行われた。対局は313手までで白(後手)番の上野愛が2目半勝ち。2連勝でタイトルを奪取した。上野愛の女流棋聖獲得は4年ぶり5回目。
上野梨の3連覇が姉に阻まれた。最初にはっきり優勢となったがひっくり返され、立ち直って勝勢になった。「気の緩みが負けにつながった。実力的にはそんなに変わらないと思いますけど、姉と比べると勝負強さが足らなかった」と悔やんだ。結果は連敗。ほかの対戦相手と違い、「タイトル戦なのに、いつもより気合が入らなかった」と反省していた。
姉妹対決について「もういいです」と話した姉に対し、妹は違った。「これが始まり。負けたままじゃ終われない。何回でもやりたいですね。来期また挑戦できたら奪い返せるようにしたい」と話していた。

