衆院選(8日投開票)東京7区(渋谷区など)で立候補している元テレビ朝日アナウンサーで自民党の丸川珠代元五輪担当相(55)が3日、自身のX(旧ツイッター)を更新。自身の演説内容を伝えた一部メディアの記事に「悪質な印象操作」があるとして、苦言を呈した。
丸川氏は「地元の皆様はじめ、国民の皆様に誤解とご不安を与えない為に、敢えてご報告させていただきます」と前置きし、ウェブメディア、J-CASTニュースが「丸川珠代氏『外国人が生活のエリアにまで入ってきて』地元の選挙区、経済界は外国人なしで成り立たないのに」との見出しで報じた記事など、複数メディアの報道を引用。「これらは、演説の流れを無視した悪質な印象操作です」と指摘した。
丸川氏は続けて「落選後に私自身が地元を歩き、住民の皆さんからお話しを伺ったり、ミニ集会の場で、様々な声や想いをいただいた事例の一つとして発言したものです」と真意を説明し、「実際に渋谷区では民泊が急増し、届出件数、届出住宅数とも23区中4位となっています。ゴミの出し方や騒音の問題、住宅地に民泊が増えることで安心で静謐な住環境が失われるのではないか、という不安な声をたくさん伺っています」と紹介。「渋谷区議会では2月の定例会で民泊の規制強化条例を諮る予定です」と補足した。
丸川氏はまた「住居専用地域と住宅地域での新規開設に対する日数上限を法律の三分の一に抑えるというものですが、条例だけでは悪質な場合でも営業停止に持ち込むことが難しく、国でも規制強化を検討して欲しい、との声も伺っています」と課題も例示。「このような地元の皆様からの声、不安を受け止め、国政においてしっかり対応して参ります」とつづった。
丸川氏の当該発言は、先月27日の公示日の第一声として、一般紙メディアなどが報道。参院からくら替え出馬して落選した24年の衆院選後の活動を回想しながら「永田町にいてはわからなかった皆様の暮らし、街の思い。例えばこの街では外国人の方が増えています。自分たちの生活のエリアまで入ってきていることに対する不安や戸惑い、あるいは(若い世代の)社会保障制度に対する不安や、逆にもっと支えてほしいという先輩方の思いなどをいっぱい伺った」と、市民からの声の中に、外国人が増えていることに触れた内容のものもある、との趣旨の演説をしていた。
東京7区は丸川氏の他、、前回立民から当選した中道改革連合の松尾明弘氏、維新新人の渡辺泰之氏、国民新人の入江伸子氏、参政新人の石川友梨香氏、チームみらい新人の峰島侑也氏ら6人が立つ大混戦となっている。

