立憲民主党元代表で中道改革連合の泉健太前衆院議員(51)が4日、自身のX(旧ツイッター)を更新。みずほ銀行が高市早苗首相の発言について触れたリポートを公開したことに関連して、一部フォロワーからの批判に対して、諭すようにコメントした。
高市首相は1月31日の川崎市での演説会で進行する円安をめぐり「『外為特会』の運用が(円安で)今、ホクホクの状態だ」と発言。円安を容認した見方との批判が起きていた。高市氏はその後Xで「円高と円安のどちらが良くてどちらが悪いということはなく、『為替変動にも強い経済構造を作りたい』との趣旨で申し上げました」などと真意を説明している。
関連して、みずほ銀行は2日、チーフマーケット・エコノミスト名義で、高市氏の演説内容に触れた文書を公開。文面では「衆院選の応援演説において円安が関税バッファーとして作用しているほか、外国為替資金特別会計(以下外為特会)の抱える外貨資産の含み益が膨張している状況を用いて円安が好ましい相場現象であるかのような発言を行ったことが注目されている」と前置きした上で「『為替が修正されれば、日本企業の行動変容が劇的に期待できる』という前時代的な価値観が温存されている可能性の方が気になったし、さらに言えば、外為特会が果たして有事の際に温存されておくべき弾薬と理解されているのかどうかも気がかりであった」と指摘。「とりわけ前者については、アベノミクスを経て失敗が立証されている理屈」などと4枚に渡る長文で記されている。SNS上でも国会議員や著名経営者が続々反応する事態が起きている。
泉氏は当初、この文面を紹介しながら「総理支持者でも、不支持者でも、関係なく読んでおきたい経済レポート。ぜひ国民皆で考えよう」と呼びかけた。これに対し、一部フォロワーからは「こういうのに飛びつく元政党代表。情けないねえ。もちょっと中身読んでみればいいのに。高市さんを批判してるわけじゃないのは素人の俺でもわかる。泉さんは中核連でもまともな人だと思ってたのに、残念です」と批判の返信が寄せられた。泉氏は呼応する形で「同じ国に暮らす国民なのだから、違う意見を持った者同士も、ときに同じレポートを読み、そこからそれぞれに気づきを得る。大切なことです」と指摘し「気持ちのよいものだけを読んでいてはいけません」と諭すようにつづった。
泉氏は衆院選に京都3区から立候補。自民元職の繁本護氏、維新新人の木村元紀氏、共産新人の西山頌秀氏、参政新人の樋口智氏と議席を争っている。

