国民民主党の代表選は6日、東京都内で開かれた臨時党大会で投開票され、玉木雄一郎代表(57)が、投票全体の8割を超えるポイント数を獲得し、当選2回の橋本幹彦衆院議員(30)に圧勝し、3選された。
玉木氏は「これからも山を越えないといけないが、私だけで越えられる山ではない」として、戦いすんで一致結束のノーサイドを強調。記者会見では、党の新体制について、「現体制の取り組みが評価されたと理解しており、骨格は変えない。幹事長は引き続き榛葉にお願いしたい」と述べ、二人三脚できた榛葉賀津也幹事長の続投を早々と表明し、榛葉氏以外の顔ぶれは今後詰める意向を示した。
一方、玉木氏が事実上の「一枚看板」として今後も党を引っ張ることになり、「玉木商店」からの脱却や世代交代については、今後の課題として残された。玉木氏は「私も榛葉も、だんだんと変わっていかないといけない日は必ず来る。そこに向けて次世代を育て、党の組織をしっかり固めていくのも現体制の責任だ」と強調。代表選を通して、橋本氏から組織運営のあり方などでさまざまな提案を受けたとして、「非常に重く受け止めている。私が訴えた『国民民主党を次のステージにアップデートする』ために必要な提案であり、党の改革に必要な建設的な提案は取り入れたい。人事においても、ワンチームで取り組んでいけるような改革を推進できる体制を構築したい」と述べた。
橋本氏の執行部への抜擢(ばってき)については「適材適所で判断したい。組織改革を見直していくことを進めていけるようなところで力を発揮できるようなら、そういうことをやってほしい」と述べた。
一方、今回の代表選では、終盤になって一部の党員・サポーターに投票用紙が届いていなかったことが発覚した。玉木氏は謝罪するとともに、検証委員会を立ち上げ、9月中に原因と再発防止方策をまとめ、公表する構えも示した。「代表選で課題として出てきたことはしっかり受け止め、今後の今後の改革、党運営に真摯(しんし)に生かしたい」とした上で、来月召集予定の秋の臨時国会に向けて「頼れる政党として、より存在感を発揮できるよう、しっかりした論戦を張っていきたい。そのための多くの仲間の力を生かすための党運営をしていきたい」とも語った。

