サウジC覇者パンサラッサ(牡6、矢作)が正式に参戦を表明したドバイワールドC(G1、ダート2000メートル、25日=メイダン)は、昨年覇者でサウジC2年連続2着の米国馬カントリーグラマー(牡5、B・バファート)が最有力候補となっている。

欧州のブックメーカーの単勝前売りオッズではパディーパワー、ウィリアムヒル、コーラル、ラドブロークスなど大手各社が3・5倍でカントリーグラマーに1番人気の評価を与えている。現地で行われる前哨戦のアル・マクトゥーム・チャレンジ・ラウンド1とラウンド2をいずれも圧勝しているアルジェが4・0倍の2番人気で続いている。

この2頭が抜けた存在で、3番手以下には9~15倍で参戦予定の日本馬の名前が多く並んでいる。

史上初のサウジC&ドバイワールドC連勝を狙うパンサラッサ、日本馬の前に大きく立ちはだかるのは、連覇を狙うディフェンディングチャンピオンのカントリーグラマーになる。