日経新春杯(G2、芝2400メートル、14日=京都)の木曜追いが11日、東西トレセンで行われた。
菊花賞5着のサヴォーナ(牡4、中竹)は馬場が悪い時間帯の坂路で4ハロン51秒8-12秒2をマークし、好調ぶりを披露した。鞍上の池添謙一騎手(44)は、背中などに入っていたボルトを昨年末の手術で取り除き、今週が“騎乗始め”。伸び盛りの相棒と、重賞制覇を狙う。
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いつもより、1日遅い木曜追いだったが容赦はなかった。坂路のラスト1ハロン、サヴォーナの手綱を池添騎手がぐいぐいと押す。500キロを優に超えるパワフルな鹿毛は、荒れた坂路をものともせず4ハロン51秒8-12秒2の好時計をマークした。
坂路でサヴォーナに乗ったのは初めてという鞍上は「少し体に余裕がある分、しっかりとやってほしいと(指示された)。馬場が悪い中でいい動きをしたし、このひと追いで良くなると思う」と満足げ。見守った中竹師は「(池添)謙一とぴったり同じ意見。いっぱいにやったことで仕上がると思う」と目を細めた。
だが、意見の異なる部分もあるという。「僕は菊花賞である程度完成されたと思ったけど、謙一は今年はもっと良くなると言っている」。もちろん、師も鞍上の見立てが正しいことを願っている。
年男の中竹師は、先週早速京都金杯をコレペティトールで勝ち“初笑い”を成し遂げたが、池添騎手は今週が今年初騎乗となる。22年11月の落馬負傷後に背中や腰部を固定していたボルトを取り除く手術のため、先月28日と先週の騎乗をキャンセル。「ボルトは70グラムほど入っていた。すごくすっきりした」と全快宣言だ。
サヴォーナは菊花賞でも見せ場たっぷりの5着に好走した。「今年はこの馬で大きいところを」と陣営が期待する長距離界のホープ。年始めにふさわしい人馬が、重賞タイトルを手にするか。【岡本光男】
■池添謙一騎手 一問一答
-追い切りの感触は
池添騎手 しっかりやってほしいとのことで、時計をしっかり出しながら。休み明けで若干余裕があるけど、しっかりやれているのでこれでスッキリすると思う。馬場が悪い中でもいい時計で走れていた。
-成長は感じたか
池添 以前は体の大きさの割に線が細かったけど、筋肉とかいい成長をしている。去年の時点で来年の馬だと思っていた。長距離で楽しみな馬。
-レースの意気込みを
池添 京都2400メートルはいいと思う。どういうレースをしてくれるか楽しみ。
-自身の今年について
池添 昨年は成績が落ちてますし、納得いかない年でした。今年は自分のやれることをやって、改めて頑張りたいです。

