香港最強馬ロマンチックウォリアー(セン6)を安田記念(G1、芝1600メートル、6月2日=東京)に送り出すチャップシン・シャム調教師が28日、共同会見に出席した。この日の追い切りの感触、レース適性、引退後の同行などを明かした。

以下、一問一答

-最終追い切りを終えて

皆様、まずはこちらに来ることができ、大変うれしく思います。ロマンチックウォリアーはジョッキーのジェームズ(マクドナルド)が騎乗して、大変いい状態で、健康状態も大変よく、大変ハッピーな気分でこの環境をエンジョイしているようです。

-安田記念参戦の理由は

馬主が個人的な事業で長年日本との関わりがあったということで、ぜひ日本で自分の馬を出走させたいということでした。

-日本の芝、東京競馬場、左回り、マイルといったレースへの適性は

東京競馬場は素晴らしいコースです。左回りは心配していないです。オーストラリアのコックスプレートも左回りでしたが勝利することができたので、今回も自信があります。

-ロマンチックウォリアーのストロングポイントは

(隣席のマクドナルド騎手の肩に手を回し笑顔で)隣に座っているワールドチャンピオンジョッキーのマクドナルド騎手が騎乗してくれることですね。彼は本当に馬のことを愛し、馬も彼のことが本当に好きです。

-日本競馬の印象、警戒している馬は

日本馬はどの馬を見ても大変優秀な馬がそろっていると思います。ドバイ、香港をはじめ世界のどこでも活躍しています。今回招待を受けてロマンチックウォリアーとともに来日できたことは大変ラッキーでハッピーです。

-宝塚記念に予備登録しているが出走の可能性は

安田記念でどのような成績を出すかを見てから判断したいです。

-何歳まで現役を続ける見込みか

もし今後も健康でパフォーマンスを維持できるのであれば、出走させ続けたいと思っています。香港だけでなくオーストラリアでも愛されている馬なので。

-今後の目標は

私をはじめ家族、香港の人々にも多くの楽しみを与えてくれました。彼から得たものは大きく、心よりロマンチックウォリアーに感謝しています。とにかくこれからも健康でハッピーで楽しみながらレースに出走してくれることを望むだけです。

-ゴールデンシックスティは引退後を日本で過ごすと言われているが、ロマンチックウォリアーの引退後の予定は

実はオーナーによれば、引退後は生まれ故郷のアイルランドに戻す、ということで約束しているとのことです。

-香港、オーストラリアでの出走時と比べて調整で気を付けていることは

大変扱いやすい馬で性格もいいです。オーストラリアに関しては日本とも輸送時間も違いますし、オーストラリアでは出走前後にCTスキャンを受けなければならない、という違いもあります。気候面に関してはそれほど違いはないと思います。今回は3人で(帯同馬を含む)2頭をきっちりと調整できているので、大変落ち着いているし、喜んでいると思います。

-渋った馬場への適性は

(マクドナルド騎手がマイクを持ち)本当にこの馬はいい馬で、いろいろな馬場状態、距離に関してもうまくこなしてくれます。日曜日に雨が降っても問題ないと思います。

-2000年の安田記念ではフェアリーキングプローンの調教助手とした来日しているが、当時学んだこと、今に生きていることは

当時を振り返ると今のような国際厩舎はなく、白井の競馬学校で検疫を受けて、さらに東京競馬場への輸送がありましたが、その点は大きな違いを感じます。フェアリーキングプローンは香港馬として初めて日本でG1を勝利したということで、大変誇りに思っています。朝の追い切りにも乗ったりしましたが、今回はチームのみんなに任せて、いい仕事をしてくれていますし、世界のトップジョッキーと来日することができ、大変いいレースをしてくれることを望んでいます。

-これまではレースの3週間ほど前に実戦形式の追い切りを行っているが、今回行っていないのは中4週が影響しているのか

前走後もエネルギーが有り余っている状況だったので、回復も極めて早いと実感しています。なので通常通りのトレーニングはせず、芝での追い切りで十分だと考えました。