9日(日)東京の新馬戦(芝1800メートル)で良血アルレッキーノ(牡、国枝、父ブリックスアンドモルタル)がデビューする。オークスを制した半姉チェルヴィニアに続き、クラシック制覇の期待がかかる。
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チェッキーノの子は、今年も早期に仕上がった。国枝師は「とにかくスピードがある。お母さんそっくり。走るのが大好きで、走りたくて仕方がない感じ。走りも軽い」と高く評価する。
3月中にゲート試験に合格して、ノーザンファーム天栄に放牧。5月21日に美浦に帰厩し、23日には坂路で時計を出した(4ハロン55秒7)。先週29日はウッドで6ハロン82秒0-65秒1-50秒4-36秒3-23秒4-11秒6をマーク。ボーモンド(3歳1勝クラス)を追走して馬なりで併入した。「速い調教になると気分良く走れるね」。
優秀な兄と姉はダービー翌週の東京芝1600メートルで初戦を迎えた。2歳上の半兄ノッキングポイント(父モーリス、木村)は新馬戦を勝ち、毎日杯2着からダービー5着と善戦した(次走新潟記念1着)。1歳上の半姉チェルヴィニア(父ハービンジャー、木村)は新馬戦でボンドガールの2着の後、8月の新潟で勝ち上がり、アルテミスS1着→桜花賞13着→オークス1着。
弟にかけられる期待も当然大きい。馬体は約460キロ。ルメール騎手で臨む。「リラックスして走れれば。ルメさんはチェッキーノにもチェルヴィニアにも乗っているからね」。来春のダービーは国枝師にとって悲願をかなえる最後のチャンス。1800メートルでいい結果を出せれば、本当に楽しみになる。【岡山俊明】
◆東京芝1800メートル(3回4日目)の勝ち馬 15年メジャーエンブレムは阪神JF、NHKマイルCを制覇。20年ユーバーレーベンはオークス馬となった。他に14年アヴニールマルシェ(新潟2歳S2着、東京スポーツ杯2歳S2着)、18年アガラス(東京スポーツ杯2歳S2着)、19年ワーケア(ホープフルS3着、弥生賞2着)、23年ダノンエアズロック(プリンシパルS)など活躍馬が多い。

