「キング姐さん」がやる気満々です。
短期免許を取得し2年連続で来日中の英国出身女性ジョッキー、レイチェル・キング騎手(34)が今週日曜中山メインのAJCC(G2、芝2200メートル、26日)でチャックネイト(セン7、堀)に騎乗します。昨年は不良馬場を舞台にタフな削り合いを制し、外国人女性騎手初のJRA平地重賞勝利の快挙を成し遂げました。
あれから1年。22日の美浦で再びチャックネイトの背中にキング騎手が帰ってきました。ウッドで3頭併せをし6ハロン82秒3-11秒5(末強め)を計時。中ダノンミッション(3歳1勝クラス)、外サトノガレオン(古馬2勝クラス)に併入とパワフルな動きが目立ちました。追い切り後に駆けつけ話を聞くと「ベリーハッピー。1年ぶりに乗りましたけど、調教内容に満足しています。いい意味で元気いっぱいですし、歳を重ねても能力がステップアップしていますね。相手は昨年より強くなりますが、AJCCにまた乗れることが楽しみです」と白い歯をこぼしていました。
キング騎手といえば、年明けの京都金杯をサクラトゥジュールで制した際、SNS上で「キング姐さん」がトレンド入りすることがありました。同騎手は「あまりSNSは見ないので…」としつつ「ファンの方にそういったサポートをしてもらえることはうれしいですね」とはじける笑顔を見せていました。
2年目の来日とあり「文化を含めて慣れてきましたし、落ち着いてすごせていますね。道にも迷わなくなりましたよ(笑い)」と余裕が生まれてきたそう。先日の休日には「子豚カフェ」を巡り、リフレッシュをしたそうです。
身元引受調教師でもある堀厩舎所属馬に騎乗した際の今年の成績は【2103】、勝率33・3%、連対率50・0%と安定感が光ります。
「いつもレースでは馬が完璧な仕上がりですし、私も信用、サポートをしてもらっているので、自信を持って馬に乗れますね。堀先生の馬で勝利できることはうれしいですし、ありがたいことです。昨年のようにいい結果を残せるように頑張りたいです」
昨年の重賞2勝に早くも並べるか。今週末も「キング姐さん」から目が離せません。【桑原幹久】

