初コンビの武豊騎手(56)と大逃げでレースをわかせたデシエルト(牡6、安田翔)は4着に終わった。

スタートから周囲の出方をうかがいつつ先頭に立ち、徐々にリードを広げ、雨にけむる向正面では大逃げの形。重馬場ながら、1000メートル通過58秒2と軽快なペースで飛ばした。直線入り口でも後続とは約10馬身差。そのまま押し切るかと歓声が上がったが、ゴール前はいっぱいになった。

1000メートルを58秒1(良馬場)で逃げて、大差勝ちした98年サイレンススズカ以来、27年ぶりの金鯱賞Vがかかっていた武豊騎手は「引っかかったね。もう少し息を入れられるかと思ったけど。スタートからいい感じだったが、コーナーでムキになった。こういう馬場も良くなかったね。ハイペースにはなるから、余計につらい競馬になってしまった」と振り返った。