先週末の夜、築地の日刊スポーツの社内で予想、原稿執筆、出稿、赤字チェックなど、さまざまな作業で忙しく仕事をしていると、後方からヒソヒソ声で、でも、うれしそうにささやいてくる人がいました。先輩のK記者です。

クラブ法人の募集馬に出資を続けて数十年、人生をこれにかけてしまっているのではないか、と思うくらい、競馬と1口ライフを楽しんでいる先輩記者(本命党)です。

「いやー、驚いたよ。俺の出資したコントレイル産駒さあ、もうゲート試験受かっちゃったんだよ。まいったなあ、もう。フォッフォッフォ」。何にまいったのか、まったくわかりませんが、出資馬の順調な成長&育成過程がうれしくてしかたがない感じ。「牝馬だけど、(出資額が)高かったからさあ。でも、すごく期待してるんだ」と。

「この時期にもうゲートに受かったってことは、このあと少しして、放牧に出て…、6月の東京か、阪神ですかね」と自分が言うと、ニヤッと笑みを浮かべ、「まあ、そうかなあ。フォッフォッフォ」とご満悦。うーん…。何年か前もこの人とは同じような会話をしたような気がしてます。

「フォッフォッフォ」と笑う先輩とは別で、今日(17日)は“普段、道営競馬を担当”している先輩のO記者から大手牧場の2歳馬取材の報告がありました。そこでも出てきたのが、新種牡馬コントレイルの名前。

ペンもカメラも担当し、数々の名馬をこれまでに見てきたO記者は開口一番、「いやー、何頭か、『すげー、いいな』って馬、いたよ」とワクワクさせる言葉。そして、「それにしたっけさ、コントレイルの子って、すげー走りそうだな。きれいな馬が多いんだよな」と…。ムムムッ。

毎週トレセンで取材している記者によると、もうすでに各厩舎の2歳馬取材が始まっているとのことです。今年の3歳世代のクラシックはまだこれからですが、来年のクラシックへ向け、希望と期待がどんどんふくらんでいく季節です。【競馬デスク@築地】