逃げ切って宝塚記念を制したメイショウタバル(2025年6月15日撮影)
逃げ切って宝塚記念を制したメイショウタバル(2025年6月15日撮影)

春のグランプリ・宝塚記念(G1、芝2200メートル)が14日の阪神で行われる。主役はファン投票1位のクロワデュノール(牡4、斉藤崇)だ。この春は大阪杯、天皇賞・春を連勝してダービー馬の貫禄を見せつけた。中5週となるが中間も順調に調整されており、史上初の春古馬3冠を目指す。

強敵は同世代のミュージアムマイル(牡4、高柳大)。クロワデュノールのライバルで、昨年の皐月賞、有馬記念を制した。この春はドバイや香港遠征を見送り、今年初戦がここになる。5カ月半の休み明けで阪神コースも初めてとなるが、調教通りなら当然勝ち負けになるだろう。

メイショウタバル(牡5、石橋)が連覇を目指す。昨年のこのレースを3馬身差で逃げ切り、G1初制覇を果たした。休み明けの前走・大阪杯もよく踏ん張っていたが、ゴール前でクロワデュノールに差されて2着に惜敗。マイペースなら今年も楽しみだ。

レガレイラ(牝5、木村)もチャンス十分。一昨年の有馬記念を制し、昨年はエリザベス女王杯でG1・3勝目を決めた。昨年の有馬記念(4着)以来の実戦となるが、持ち前の末脚を生かせば首位争いになっていい。

一昨年のダービー馬ダノンデサイル(牡5、安田翔)も差はない。昨年ドバイシーマCを制した後も大舞台で好走してきた。前走の大阪杯(3着)は勝負どころでスムーズさを欠いたが、すんなり運べるようなら好レース間違いなしだろう。

上がり馬マイユニバース(牡4、武幸)が面白い。3勝クラスを圧勝し、日経賞も差し切って重賞初制覇を決めた。ここにきて力をつけており、G1でどれだけやれるか楽しみはある。

その他、海外のG2を2勝し、凱旋門賞で5着に健闘したビザンチンドリーム(牡5、坂口)や、金鯱賞の勝ち馬シェイクユアハート(牡6、宮)、僚馬で末脚確実のタガノデュード(牡5)など、豪華メンバーがそろう。