断然1番人気に支持されたメムロボブサップ(牡10、坂本)が前人未到の同一重賞6連覇を達成した。勝ちタイムは1分54秒8。

スタートを切ると道中は激しく先頭を入れ替えながら進む。息を整え、第2障害を勢いよく駆け上がると、ここで一気に先頭に立ち、迫るタカラキングダム、スターイチバンを退けた。

重賞29勝目を金字塔で飾った阿部武臣騎手はファンからの祝福に「ホッとしてます」と笑顔で応えた。「2走前は休み明けで軽馬場だった。状態が悪かったわけではない」とし、前走勝利で「1走して調子が上がっ

てきたのでアクセルをふかしてみました」と自信を深め大一番を迎えた。

レース展開は「思ったより早かった。それでも相手に息を入れさせても、と先行してレースを進めた」と振り返る。

第2障害以降、迫る後続に対し「早めにしかけるしかないかなと思った。あそこまで来たら負けられないと思い必死に追いました」と話した。

ラストイヤーの相棒へ「無事に最後を迎えられたらいいかな」と思いをはせた。

管理する調教師の坂本東一

さんは「ホッとしています。常に狙われる立場にあるので今後も出走させるレースをしっかりと考えながら調教していきたい。ばんえい競馬の花形になるような結果を出したいと思っていますので、応援よろしくお願いします」と話した。