料理はロボットにお任せあれ! 

2月4日に開幕する北京五輪(オリンピック)において世界中の報道関係者が集まる「メインメディアセンター」で、ロボットが活躍している。

食堂の一角にある水ギョーザや麺などを提供するコーナーは、スタッフがブースの外に1人。調理場は全自動となっており、ロボットが材料を投入し、丼を持ち上げ、ブース外に運ぶ一連の作業をこなしていた。

新型コロナウイルス感染拡大対策により、メインメディアセンターも会場、ホテルなどと同じく外部との接触を遮断するバブル内。同センターでは小まめに消毒作業が行われるなど、感染対策に抜かりはない。技術力のアピールだけでなく、中国の対策の徹底ぶりが示される、食堂での一コマだった。(北京=松本航)