日本の乾友紀子(25=井村シンクロク)三井梨紗子(22=東京シンクロク)組が決勝フリールーティンで94・9333点をマーク。予選から持ち越すテクニカルルーティン(TR)の93・1214点との合計で188・0547点となり、銅メダルを獲得した。日本は2大会ぶりのメダル。

 日ごろスパルタで鍛え上げてきた井村HCも、この日ばかりは満面の笑みで愛弟子2人の会心演技に拍手を惜しまなかった。

 日本は銅メダル争いを演じていたウクライナペアを、合計で0・9189点上回り表彰台を勝ち取った。

 晴れやかな表情で表彰台に上がった2人は銅メダルを胸に、思わずほおを流れるうれし涙をぬぐった。

 ロシアが金メダル、中国が銀メダル。