新型コロナウイルスの感染拡大を受け、びわ湖毎日マラソン(8日)の事務局は25日、大会ホームページで、沿道での観戦自粛を呼び掛けた。

「沿道で選手の応援を予定されていた皆さまには自粛いただき、テレビなどで応援をいただきますようお願い申し上げます」とした。

同レースは東京オリンピック(五輪)の男子マラソン代表残り1枠を懸けた最終選考会を兼ねている。「約300人によるエリートマラソンは、出場選手、及び、競技役員や整理員など関係者にマスク、手洗いを推奨し、アルコール消毒薬を設置するなどして感染拡大防止に努めます」とした。

日本勢は川内優輝(33=あいおいニッセイ同和損保)、荻野皓平(30=富士通)、大塚祥平(25=九電工)鈴木健吾(25=富士通)らがエントリーしている。海外勢では自己記録2時間5分0秒のエバンス・チェベト(31=ケニア)、同2時間5分12秒のフィレックス・ケモンゲス(24=ウガンダ)らが名を連ねている。

またレース後の表彰式、小学生による1000メートルの記録会も中止という。