チャレンジ3Rの増田仁(33=広島)と4Rの磯川勝裕(24=東京)は、前場所の静岡も同配分だった。

その時は2度対戦して、準決は逃げた磯川を増田がまくりでとらえ1着(磯川2着)。決勝は同期の渋谷海にまくられて磯川3着、増田4着だった。磯川は「展開的な面もあるので仕方ないです。今回も自分の力を出せるように」と、自分の走りに徹する構えだ。

一方、増田は松山の後で少し首を痛めたようだが、静岡の走りならまったく問題なさそうだ。「久々の33バンクだし、先行力を生かして」と力を込める。両者そろって決勝に上がるためにも、まずは予選を突破する。