ヤマコウは佐々木豪が地元の期待に応えるとみた
ヤマコウは佐々木豪が地元の期待に応えるとみた

地元で気合が入る佐々木豪は1予6Rを町田大我の番手でクリアした。レース前は「気合を入れ過ぎないように」と自ら言い聞かせ、レース後は笑顔こそ見せなかったものの、とりあえず肩の荷が下りたような表情だった。

佐々木は自力に破壊力があり、そのイメージが強い。ただ、年齢とともに自力も変化する。それをカバーしようと、自在の動きも取り入れ、今はその境目で迷っているように見える。もともとヨコが器用なタイプではないだけに、中団を取ったり番手を回ったりすると持ち味が出ないこともある。

その迷いを断ち切ったのが、岸和田の高松宮記念杯だったのではないか。見せ場を作れないまま5、5、8、1、5着で終わり、心境の変化があったのだろう。四国の若手自力型が増え、その流れに乗って自在に動かなければという思いもあっただろう。しかし、豪快な自力が持ち味の佐々木には、私は窮屈に映った。その後の取手G3から積極的に動いて位置を作り、間髪入れず仕掛けるようになる。すると一気に存在感が増した。持ち味を出すには、やはり自分から動くことが必要だった。そして、今回。これまで自在の動きに取り組んできた成果を見せる時が来た。2予7Rは地元の声援を力に変え、佐々木らしい走りを期待したい。