準決9Rは犬伏湧也が打鐘で新山響平をたたいた時点で、松本貴治に展開が向いた。だが、松本の決勝進出は展開だけで勝ち上がったわけではない。この大会までの走りが評価された結果でもある。石原颯と犬伏が決勝に乗り、地元でタイトルを狙う。松本もその中に加わり、四国勢4人での戦いとなった。
ただ、四国4人が並ぶことで分断を許す恐れもある。小松島G3決勝は、石原-犬伏-小倉-山形で必勝を期した。郡司浩平の先行があるかどうかがポイントとなるレースで、後ろ攻めの石原が動くと郡司が突っ張ろうとした。石原はイン粘りもあると判断し、外に上がって態勢を整えようとした。そこで犬伏が突っ込むアクシデントが起きた。対して、高知サマーナイトフェスティバル決勝は、石原と犬伏が2車だったため吉田拓矢はそのラインをスルーして3番手を確保。最後は優勝をさらった。
今回の決勝は小松島G3と同じ構図といえる。郡司が真杉に代わり、単騎は古性、清水。真杉が厳しくレースを運ぶと吉田拓矢の伸びが期待できる。四国4人がどんな連係を見せるのか。地元松本、佐々木豪の判断も注目したい。(日刊スポーツ評論家)






















