武田豊樹(42=茨城)が2年連続4度目のスーパープロピストレーサー(SPR)賞制覇を決めた。盟友平原康多の赤板先行に乗ると、最後は3番手諸橋とのデッドヒートをしのいだ。

 好相性のSPR賞制覇が、武田復活の最高の演出になった。「今、関東が元気がないので、平原君と2人で気持ちを1つにして集中して走った。平原君と2人で優勝したという気持ち」。盟友とともにつかんだ頂点は、武田にとって最高の喜びだった。