参加最年長のベテラン鈴木幸夫(59=愛知)がイン逃げで、3年3カ月ぶりの優勝を飾った。

 インからコンマ05のトップスタートを踏み込んだ鈴木は、伸びて先マイを決めた。まくりに出た3コース柏野幸二に対し、2コース森竜也が抵抗し両者が流れる。4カドから差した木村光宏が、大外から最内を差した片山竜輔を2M全速で振り切って2着。片山が3着に続いた。

 ステージで表彰を受けた鈴木は「スタートは大丈夫だと思った。優勝はうれしいですね」と最後まで残っていたファンに笑顔を見せた。