前期S級の高橋紀史がらしさを見せている。

 北日本の目標がなかった準決8Rは、先手ラインを分断しながら直線で強襲して2着。「イメージ通りに前前へ攻められた。1着なら大満足だけど、最低限の走りはできた」とうなずいた。脚力を保つ源は冬季移動での乗り込み。妻の実家がある佐賀県武雄市に移動し「荒井崇博さんや山田英明さんと練習すると、緊張感もすごい」と、上を目指すための刺激もたっぷり受けてきた。決勝10Rは金沢竜二目標からG前強襲を狙う。