初来日のマチルド・グロ(19=フランス)だが、既に2回の優勝を決めており、力の違いを見せつけている。

 「初めての日本のケイリンは難しかったけど、2回目からは慣れてきたし、自信も付いた」と話す。走り方を聞くと「先行とまくりの間くらい」という微妙なコメント。つまり「最初からは決めつけられないので流れの中で決めていく」という意味だ。日本のケイリンは今回が最後であとはヨーロッパへ遠征にいく日程。「日本は全てがきれいで気持ちがいい。寂しい」と名残を惜しんでいた。