女子オートレーサーの益春菜(32=川口)が22日、現役を引退することが、分かった。

この日、32期オートレース女子オフィシャルブログを益自身が更新。「このたび、引退することを決断致しました。

この2年間は特に膝の痛みに耐え難く、手術と治療を続けて参りましたが、いろいろ試しても復帰するまでには回復せず、気持ちもだんだんと持たなくなり、こういう決断となりました。約5年間の選手生活でしたが、私なりに充実した選手生活を過ごすことができました。

貴重な経験をさせていただき、応援してくださった皆様、私に携わってくださったすべての人たちに心より感謝致します。本当にありがとうございました。益 春菜」と報告した。

益は08年から4年連続で全日本モトクロス選手権のレディスクラスのチャンピオンに君臨。そこからオートレーサーに転身し、32期生として13年7月デビュー。15年1月、川口で初優勝を飾り、同年12月のG2格「スーパースターフェスタシリーズ戦」で女子レーサー最多(当時)となる通算4回目の優勝を成し遂げていた。