地元期待の松尾啓史(40=山陽)は辛うじて準決に進出した。

準々決勝B8Rは1着と1着を除く1位1人が勝ち上がる狭き門。松尾は3着ながらタイムで2着の辰巳裕樹を上回った。上がり3秒346で優勝した前節浜松の動きにはほど遠い。「まだ合っていなくて全体的にエンジンが足りない。キャブ、バネ、電気で。タイヤは探す」。準決11Rはセット調整でマシンを立て直し、勝負駆けを決める。