日刊スポーツ新聞社制定「第33回競輪年間三賞」の表彰式が14日、都内のホテルで行われ、読者や関係者ら約150人が出席した。MVPの殊勲賞は佐藤慎太郎(43=福島)、敢闘賞は中川誠一郎(40=熊本)、技能賞は松浦悠士(29=広島)が、それぞれ初受賞となった。

日刊スポーツ評論家の中野浩一氏とヤマコウ(山口幸二氏)が、受賞者との爆笑トークショーで会場を盛り上げた。

佐藤はGPを勝った瞬間について「ゴール直後は『ワッキー(脇本雄太)強いなあ、逃げ切ってるじゃん』と思ったけど、自分が映っているビジョンを見て『すごいじゃん、おれ』と思いましたよ」と会場の笑いを誘った。中野氏に今年の抱負を聞かれた佐藤は「GPもありますけど、やっぱりタイトルが欲しい」と話すと、大きな拍手がわいていた。