神山雄一郎(56=栃木)が24日、都内で引退発表会見を行った。競輪関係者からは惜別のコメントが寄せられた。

 

中野浩一氏(日刊スポーツ評論家) 自転車が好きだから、この年齢まで走ったのだろう。彼が打ち立てた数々の記録はあるが、記録は破られるためのもの。今後、若い選手の目標になるだろう。長い間、お疲れさまでした。彼と連係したこともある。ダービートライアル1回戦で失敗したものの、2回戦の大宮で神山マークから優勝。何とか特選シードに滑り込んだのも、いい思い出だ。一緒に走った選手がどんどん少なくなっている。時の流れを感じる。

 

山口幸二氏(日刊スポーツ評論家) 神さん(神山)は同い年で、競輪学校の時から超エリート。恐れ多くて話したこともあまりなかった。当時から俺だけが神さんを意識してるのかな、と思っていたけど15年防府の共同通信社杯を優勝した時の記者会見でヤマコウって名前を出してくれた時は、認められた気がして本当にうれしかった。彼と同い年だったのは俺の誇り。スーパースターで、いつまでたっても雲の上の人でした。寂しいね…。

 

武田豊樹 噂はありましたが、取手の開催直前に連絡をいただき、引退が真実だと知りました。だんだんと先輩が少なくなってきている中で、神山さんまで辞めてしまうのは、非常に寂しいです。ビッグレースで何度も連係させていただきました。どのレースも全力で戦えましたし、その経験は自分の財産です。常に僕たちの先頭で全ての道を作られた偉大な方でした。全ての競輪選手の勉強になったと思います。本当にありがとうございました。

 

神山雄一郎夫人 お父さん、選手生活お疲れさまでした。クビになるまで競走をしていたいと言っていたので、引退は大きな決断だったと思います。成績が悪くても愚痴1つなく、家族に全く心配をかけることはありませんでした。子どもたちはお父さんの競輪に対する姿勢を見てきましたので、今取り組んでいるスポーツの種類は違いますが、お父さんを追いかけているような気がします。今年の夏ごろ、今回の話を聞きました。昨日まで1レース、1レースかみしめるものがあったと思います。次の人生も輝いてもらいたいと思います。これからも家族3人サポートしていきます。まずはゆっくり休んでください。お疲れさまでした。

 

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