日刊スポーツ杯・決勝12Rは山田英明(41=佐賀)が7番手から強襲し、完全Vを飾った。S級優勝はG3・3度を含め通算37度目となった。

レースは野口裕史-和田圭-竹内智彦、松本貴治-桑原大志、松本秀之介-山田の並びで最終ホームを通過。松本貴がまくるが、和田が3角でブロック。隊列が膨らんだところを山田が中のコースを縫うように突っ込み、頭まで抜け出した。

「野口君が先行、松本貴君が中団。自分が7番手になることは想定していた。焦ることもなく500バンクなので、バックを踏みながら落ち着いてコースを見ることができた」。山田の冷静な判断が光った。

タテ足が主武器に見える山田だが「そろそろ後輩の後ろを回ることを主体にしたい。九州の若手が育つことを楽しみにしている」と意気込んだ。

この完全Vが、次走の豊橋G1全日本選抜に向けて、弾みになったことは間違いない。【秋山正則】