高塚清一記念「名人集合マクール杯」の優勝戦で、徳増秀樹(51=静岡)がインから逃げ切り今年初Vを飾った。地元では26度目、通算では108度目の優勝となった。
偉大な先輩の一周忌で冠がつけられた大会に「静岡支部勢の誰かが優勝しなければならない」と初日から気持ちの入ったレースを貫いた。優勝戦は初日ドリーム戦に続いて、2着佐々木康幸、3着後藤正宗と地元ワン・ツー・スリーを決めて最高のはなむけとなった。徳増はゴール前では敬礼のポーズで高塚さんに敬意を示した。
勝たないといけないというプレッシャーは半端じゃなかった。レース後は笑顔はなく憔悴(しょうすい)の表情で「疲れました」とつぶやいたのは本音だった。
徳増は「高塚さんは雲の上の人。追いつけない人。ずっと目標にしなくちゃならない存在です」と言った。そして「長くやっていくには、けがをしないこと。体のケアを怠らないこと。それを高塚さんに教わった」と77歳まで現役を続けた地元のレジェンドに感謝の言葉をささげた。
今後の目標は「やっとリズムも戻ってきたのでまたSGに走れるように、そしてSGを取れるように頑張っていきたい」と心新たに今後の活躍も誓った。





















