国際親善試合シリア戦(7日、東京・味の素スタジアム)とW杯アジア最終予選イラク戦(13日、テヘラン)に向けた都内での日本代表合宿に参加中のFW浅野拓磨(22=シュツットガルト)は5日、別メニューで調整を行った。

 右アキレス腱(けん)痛の影響で4日までの2日間は練習不参加。この日は冒頭15分間以外は非公開となったが、練習後に「別メニューでボールを使ったし、蹴ることはできる」と明かした。

 実は、海外組合宿2日目の5月29日ごろから痛みを感じていたという。「原因は分からない。頑張りすぎたのか。日に日に痛みが増していった。痛くて休むというのは、僕の中ではないので(練習を)やっていたけど、痛みが大きくなっていった」と説明した。

 シリア戦の出場については「どうですかね…。そこもアピールの場だと思っているので、まずそこでアピールして、次の試合(イラク戦)と考えている。まだ(出場は)あきらめてはいない」と話した。