AFCアジアカップ(アジア杯)で、日本と韓国はともに1次リーグ2位での突破となった。両国とも余力を残しての首位通過が期待されたが、ともに失点が多く、グループリーグにおける1大会のワースト記録を更新。韓国が25日に行われた1次リーグ最終戦で既に敗退が決まっていたマレーシアに土壇場で追い付かれたことで、16強での日韓戦は幻に終わった。

韓国はFIFAランキングで107位も格下のマレーシアに3失点でのドローとなり、韓国国内では批判が高まった。同国のスポーツ紙スポーツソウルは「屈辱の引き分けであり、事実上の判定負けだ」と手厳しい。同紙によれば、1次リーグの3試合で喫した6失点はワースト記録で、8強にとどまった96年大会の5失点を上回ったという。

今大会の8得点は日本とイラクと並び1次リーグ最多だが、イエローカードはワーストタイの8枚を数える。J1柏レイソルやヴィッセル神戸で活躍した正GKの金承奎(キム・スンギュ)も負傷離脱。64年ぶりの優勝を目指すには不安要素が多い。

一方、13年ぶりのアジア制覇を目指す日本も今大会最多8ゴールを奪っているが、セットプレーからの失点が多く計5失点。A代表で参加した92年大会以降、過去3度あった3戦3失点を上回るワースト記録となった。

決勝トーナメント1回戦で、日本はバーレーン、韓国はサウジアラビアと対戦。ともにここから守備を立て直して勝ち上がり、2月10日(日本時間11日)の決勝で両国の対戦は実現するだろうか。

〈日本のアジア杯1次リーグ〉

92年 △△○=2得点1失点→優勝(オフト監督)

96年 ○○○=7得点1失点→8強(加茂周監督)

00年 ○○△=13得点3失点→優勝(トルシエ監督)

04年 ○○△=5得点1失点→優勝(ジーコ監督)

07年 △○○=8得点3失点→4位(オシム監督)

11年 △○○=8得点2失点→優勝(ザッケローニ監督)

15年 ○○○=7得点0失点→8強(アギーレ監督)

19年 ○○○=6得点3失点→準優勝(森保一監督)

24年 ○●○=8得点5失点→ ? (森保一監督)