J1横浜F・マリノスが27日夜、横浜市内のホテルで新シーズン開幕に向けてキックオフパーティーを実施した。

ホームタウン、クラブパートナー企業など関係者約300人を招き、新たに就任したスティーブ・コリカ監督(53)や鹿島アントラーズから新加入したMF知念慶(31)らチーム全員がそろい、ふれあいの場を持った。

2週間の宮崎キャンプを終え、選手たちは日焼けした精悍(せいかん)な姿を披露した。魂を揺さぶる言葉を持つ男、喜田拓也主将(31)はこう誓った。

「いつも毎日近くで支えてくださる皆さんが誇りに思えるようなチームになれているのか、改めて自分たちに問いかけたいと思いました。皆さんが自分たちのどんな姿に誇りを感じるのか。それは結果かもしれないし、自分たちが作り上げるものに対しての姿勢や、自信、信じる気持ちかもしれないし、自分のために、チームや仲間のために人生をかけて必死に戦う姿かもしれません。そのような姿勢を出せるチームになりたいし、その全てが表現できるようなチームになっていきたいと思っています。でも、いきなり魔法がかかったように強いチームになることは本当に難しいことです。それでも、みんなで全力で挑みたいです。1人で勝てないなら全員で食らいついていきたいです。皆さんが後押ししたいと思えるようなチームになれるよう、全員で前を向き、大きなエネルギーを持って新しいシーズンに挑んでいきたいと思っています」

半期で行われた特別大会「明治安田J1百年構想リーグ」を13位で終えたが、新シーズンは優勝争いを視野に、2029年のクラブワールドカップ(W杯)出場を目標に設定している。

近年は下位に低迷することが状態化しているだけに喜田が言うように“魔法がかかった”ように強くなることはない。それでも全員で食らいつくネバーギブアップの精神で戦い抜く。

開幕戦は8月7日、東京・MUFG国立競技場で鹿島と対戦する。