U-23日本代表は25日、3・5枠を争うパリ五輪アジア最終予選兼アジア杯カタール大会準々決勝で、地元カタールと対戦。大岩剛監督(51)は24日、試合会場で行われた前日会見に出席。アジア制覇と五輪切符獲得という目標を改めて強調。負ければすべてが終わる土壇場でもブレない姿勢を示した。8大会連続の五輪出場権獲得へ-。5月3日の決勝戦を見据えつつ、開催国カタール戦に勝つ。

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MF佐藤 最終調整の前夜に、選手ミーティングで士気を高めたことを明かした。エース番号10を背負いながら、ここまで不発と悔しい思いをしてきた。「今まで10番としての仕事は果たせていない。明日の試合がラストチャンスくらいに思って誇りを持って戦いたい」と気持ちを高めた。全体ミーティングの後に主将のMF藤田を中心に選手のみで話し合いの場を持つことを提案した。日本代表として、やるべきことをあらためて選手間で共有した。自身はノックアウトステージに向けて「自信を持って戦おう」と訴えたという。