北海道コンサドーレ札幌DF福森晃斗(27)が22日、札幌・宮の沢での自主トレ後、オンライン取材に対応した。

18日からグラウンドでの練習で実際にボールを蹴り始めた。持ち味である左足のキックの精度について「多少のズレやいつも通りのキックが蹴れていないと感じた」と明かすが、「(Jリーグ)再開までに合わせていけばいいかなと思っているので、心配はしていない」と、焦らず取り組んでいくつもりだ。

制限がある練習でも喜びを感じている。「仕事柄ピッチの芝生を踏めるのはうれしい気持ちになった」。体力や下半身の筋力の低下を感じているが「より早く試合が開催してほしいなって気持ちが高まった」とサッカー愛を確かめる。

25日からチームとしての練習が再開する予定。まだ全体ではなく4グループに分かれての実施だが、コーチによる指導もある。福森も「しっかり落ちた体力をきついトレーニングのなかで取り返して、徐々にコンディションも上げていって、しっかり100%の力でできるようにやっていきたい」と心待ちにしている。【保坂果那】