藤枝、終了直前痛恨の失点 J2へもう負けられない

  • 藤枝対鳥取 後半38分、同点ゴールを決めた藤枝FW大石
  • 試合後、重い足取りでサポーターへあいさつに向かう藤枝の選手たち

<明治安田生命J3:藤枝1-2鳥取>◇第23節◇25日◇藤枝総合運動公園サッカー場

藤枝MYFCは1-2でガイナーレ鳥取に競り負けた。FW大石治寿(つぐとし、31)の今季12得点目で同点に追い付くも、後半ロスタイムに痛恨の決勝ゴールを被弾。

J2ライセンス交付の正式決定後、チームは5戦勝ちなし(2分け3敗)で、J2自動昇格圏の2位長野とは勝ち点10差となった。

藤枝は手痛い黒星を喫した。0-1の後半38分、途中出場の大石が右クロスを右足で合わせて同点。試合を振り出しに戻した。勝ち越しを狙い、攻勢を強めるも、終了間際に落とし穴が待っていた。同ロスタイム。セットプレーの流れから勝ち越し点を献上した。大石は「決定機を生かせず、逆に失点する今季を象徴するゲーム」。石崎信弘監督(62)は「後半の内容は良かった。それだけに何としても勝ちたかった」とうなだれた。

先月28日に来季J2ライセンス交付が正式決定したが、その後5戦勝ちなし。同点弾をアシストしたMF久富良輔(29)は「昇格のプレッシャーは関係ない。力不足が今の結果につながっている」と唇をかんだ。

今季は残り11試合。次節は30日、讃岐と対する。久富は「目の前の勝利だけを意識したい」。J2昇格の悲願をかなえるためには、もう負けられない。【古地真隆】