川崎フロンターレは“札幌キラー”FW小林悠(33)らの得点で北海道コンサドーレ札幌に勝利し、リーグ戦では9日の大分トリニータ戦(2-0)以来、4試合ぶりの勝利を飾った。

劣勢だった前半34分、小林はエリア内で左ウイングのFW宮城から横パスを受けると、反転して右足でシュートを決めた。今季第10号で、6季連続の2桁得点に乗せた。

小林はこの得点で、札幌とのリーグ戦で9試合連続となるゴールを決めた。札幌がJ1に復帰した17年シーズン以降、ケガでベンチ外だった昨年11月3日の対戦を除いて、全ての試合でゴールを決めている。

前半39分には、小林の右クロスからFW遠野の得点も生まれた。小林は「自分が決めて勝つことしか考えていなかった。なんとかゴールをして、チームを救いたいと思っていた」と話し、「フロンターレは死んでいない、というところを見せたかった。ここからリーグ戦もルヴァン杯も勝っていけたら」と息巻いた。