J3福島ユナイテッドFCの「カズ」ことFW三浦知良(59)が今季4度目となる先発出場。Jリーグ公式戦最年長出場記録を59歳3カ月12日に更新した。福島はPK戦の末、ホームで迎えた最終戦を白星で締めくくった。
試合後のカズの一問一答は以下の通り。
-先発出場を振り返って
「前半は圧力を受けて、なかなか自分たちのペースにならなかったんですけど、後半は相手の運動量も落ちてきましたし、だいぶ自分たちのプレーができて、粘り強く戦えたんじゃないかなと。120分通して、失点を1で抑えておけば、必ずああいうチャンスが来ますので、120分戦った結果がPKで勝てたということにつながって良かったと思います」
-交代するまでの20分は守備に回る時間が多かった
「しょうがないですね。そういう時間帯でやっぱり相手も自分たちがビルドアップをして、ゴールにつないでいくことが分かっているので、相手はそこに圧力をかけてきますしね。特に最初の20分ぐらい、前半は特に相手のプレッシャーも激しいですから、そういう意味では自分たちのプレー時間というものが保てなかったんですけど、そんな中でも本当に失点を1で抑えてるところは大きいかなと思います。ゼロなら本当はいいんですけど、最少失点で抑えるということが非常に重要だったと思います」
-百年構想リーグを個人として振り返って
「そうですね、全然ダメですね。やっぱり自分が本当にチームが理想としている形の中で関われて、その理想とするプレーができたかというと、程遠かったんじゃないかなと思います」
-福島のサッカーに約半年触れてみて
「面白いですよ。勉強にもなりますし、日々本当に学ぶことも多いですし、練習をやっていても楽しいですし。でも、その成果が出せなかったかなと自分個人はね。そう思います」
-来季に向けてどう過ごしていく
「13日にオールスターゲームがありますので、明後日から3日間ミニキャンプをオールスター戦に向けてするので。オールスターが終わって1週間ぐらい休んだら、今度は次のシーズンのキャンプに向けて自主トレに入ります。その1週間でフィーバーしたいなと思っています(笑い)。何をやるかは、内緒で。1週間フィーバーできたらいいなと思っています」
-来季に向けて注力して、高めていきたいこと
「まずはしっかりとコンディションを自主トレで整えることが大事ですし、寺田さんのサッカーっていうのは、本当にみんなが関わっている時間が多い。狭い空間の中でみんながボールに関わっていけるという。
その中で、練習も含めて、もっと自分がどういうふうに関わりを多くしていくかが課題だと思います。練習、練習試合も含めて実戦の中で、その辺をもっと感じられたらいいなと思っています。この半年で良い部分もありましたけど、やっぱり自分自身で物足りなさを強く感じていますから、もっと関われるようになりたいですね」
-寺田監督は「100%を20分間で出してほしいし、今後はもう少し精査しながら考えていく」と言っていた
「最初に先発した時(=開幕の甲府戦)と今とでは、やっぱりコンディションというのは違うと思います。あのころはやっぱり自分自身はまだ整っていない部分がありました。それ以降、やっていくうちに、やっぱり試合でのコンディションというのは確実に上がっていったと思いますし、強度も上がっていったと思います。自分自身は(出場時間を)もっと増やしていけたらなと思っていますけど、増やせなかったっていうのは自分の力不足だと思いますので、増やしていけるように、もっと質を高めていきたいし、攻守にわたってチームともっと関わることを増やしていかないといけないなと思っています」
-この半年間を今後のサッカー人生にどう生かしたいか
「約半年間、自分の生活はサッカー漬けの毎日でした。本当にいい環境の中でこれだけサッカーできるのは、本当に幸せだなと思います。毎日学ぶことも多かったですし、今でも毎日学んでますし、もっともっとうまくなりたいなと思っています。そういう意味ではまだまだみんなからいろんなものを吸収して成長できたらなと思っています」
-福島に住み、福島の人に触れてみて
「親切な方が非常に多いですし、そんなにたくさん行っているわけじゃないですけど、自分が行った場所では本当に皆さん『カズさん、カズさん』ってたくさん声をかけてくれましたし、『来てくれてありがとう』『よく来てくれました』っていつも言ってくれて。本当に優しく受け入れてもらったなっていう風に感じています」
-チームメートとはプライベートでおでかけした
「一回もないです、残念ながら。行きたかったんですけどね、なかなか。時間はありますけど、ちょっと余裕がなくて。外食することがほとんどないので。でも晃生(FW芦部)なんかは何度も家に来て、一緒に僕の調理師が作ってくれた食事を食べたりはしていますよ」
-平均観客数が過去最多の3000人超となった
「増えたということはすごくいいことだと思います。この前の八戸からここまでの期間が短すぎているので、急きょというか、もしかしたら違うスタジアムに行くということもありえましたし、このホーム開催が確定的なものでなかったので、今日は少なかったですけど(1243人)。やっぱり勝ちを増やして。勝ちを増やすと同時に、お客さんも増やしていきたいなというのが正直な気持ちです。もっともっと皆さんの力が必要なので、もっと多くのサポーターの方々に応援してもらえたらなと思います。最多観客数になったのは、それは僕らもそうですけど、関わっているみんなの努力の成果だと思います。そうやって、みんなで増やしていけたらいいなと思います。僕らはもっと試合に勝って、増やしていきたいなと思いますが、でも本当にそうした中でたくさんのお客さんに来場していただいて、感謝の気持ちでいっぱいです」
-W杯が近付いてきた
「もうすぐだね。日本の試合もそうですけど、ワールドカップっていうのはお祭りなので、サッカーの最大のイベントなので。日本代表以外の試合も楽しみにしていますし、日本は15日の朝5時からの試合だね。そこはもう15日の朝はフィーバーできる時なので。夜更かしして、そのまま見ようかなと」
-応援してくださったファンの皆様に一言
「最終的な順位は、やっぱりもっと上にいたかったんですけど、後半戦はチームもだいぶ勝てるようになってきましたし、そんな中でサポーターの皆さんと一丸となって勝利を1試合でも多く味わうことができたと思いますので、本当に応援ありがとうございました。感謝の気持ちでいっぱいです」



