ヴィッセル神戸のFW武藤嘉紀(34)が、後半アディショナルタイムの劇的弾でチームに勝ち点をもたらした。
0-1の前半40分にFW大迫勇也のゴールで追い付きながらも、後半に再びFC東京にリードを許す苦しい展開。それでも諦めない神戸は後半アディショナルタイム3分、DFジエゴからのロングスローをつないだボールを、ゴール左で待った武藤がしなやかに右足を振り抜いてゴール右下に決めた。「とにかく信じてそこにいるっていうことを考えていたら、自分が思ったところに転がってきてくれた。足をつっていて、腰もあんまりいい状態じゃなかったので、逆に力が抜けていいところに飛んでいった」。疲弊した状態でも仕事ができる強みを発揮した。
この日はこのシュート1本のみとなったが、最後の最後で勝負強さを発揮。ホーム開幕戦で満員御礼のスタジアムを沸かせた24年のMVPは「最低限の結果。勝ち点3を取り続けないとJリーグ優勝はない。鼓舞し合いながら向かっていきたい」と、次戦での勝利へ意識を向けた。【永田淳】



