DF内田篤人が所属するシャルケのDFデニス・アオゴが、18日に行われるヨーロッパリーグ決勝トーナメント1回戦、シャフタール・ドネツク戦を前に、悲劇に見舞われた。

 17日、大衆紙「ビルト」が報じたところによると、シャルケの面々はシャフタール・ドネツクとのアウェー戦に向かうため同日、ドイツ西部ケルン・ボン空港からウクライナのリウィウ行き飛行機に搭乗しようとしていた。そして、保安検査場を通る前にアオゴがドイツメディアの囲み取材に応じていたところ、その数分間に同選手の手荷物が何者かに盗まれてしまったという。

 アオゴの証言によると、同選手は取材応対をしていた時、背後にあったバナーの後ろにカバンを置いていたそうで、中にはパスポートや航空券なども含まれていた様子。当初はチームメートのいたずらだと思ったらしく、慌てることはなかったが、結局カバンは最後まで出てこなかったため、ようやく本物の窃盗被害に遭ったことが分かったようだ。

 幸い、ケルン・ボン空港の当局が特別措置として仮パスポートをその場で発行してくれたため、アオゴも無事にドイツを出発することができた。また、その後警察が調べを進めていくと、付近から同選手の盗まれたカバンが見つかったそうだが、「ビルト」によれば、貴重品の有無などについての詳細は、まだ明らかにされていないという。

 アキレス腱炎から復帰したばかりのアオゴに降りかかった災難。選手も移動の際にはどうぞお気をつけて。

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<追記>

 先週末、ドルトムント対ハノーバーを取材するため、デュッセルドルフからドルトムントまでICE(※日本でいう新幹線)を利用していたところ、エッセン中央駅で停車中に筆者も危うく窃盗に遭いそうだった。

 そのタイプは、いわゆる“ノック”スリ。駅のホームにいる犯人の1人が、車内のこちらに向かって窓をノックし(※場合によっては何らかの文字を書いた紙を見せてくる時もある)、そちらへ気を取られている間に、犯人の“相方”が車内に入ってきて、荷物をこっそり盗んでいくというもの。

 幸い手口を分かっていたため、即座に視線をICE車内へ戻すと、予想通り“相方”が登場。その不自然すぎる動きを注視し、一声かけたところで男は逃亡した。その後、出発しだしたICE内からホームに視線を移すと、ノックしていた男と車内にいた男が合流し、何やら話している。勘違いなどではなく、やはり “クロ”だったのだろう。

 筆者の場合、未遂が過去に4~5回あるのみで、実害を被ったことは1度もないが、それは単に幸運なだけ。こちらに何年も住み、窃盗が多いことを認識している友人や同業者ですら、何人も被害に遭っている。特に中央駅や電車内、駅構内のキヨスク&パン屋&カフェに立ち寄る時には注意が必要。駅ホームなどで一定の範囲内を行ったり来たりしている、周囲を探るように見ている、さっきまで一緒に歩いていた2人組が急にお互いの距離を取り自分を挟むようにポジションを取っている、などは気をつけたほうがいい。

 せっかくの旅行が台無しにならないよう、ブンデスリーガ観戦に来られる方々は、どうぞ十分ご注意ください。